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serialize

(PHP 4, PHP 5, PECL axis2:0.1.0-0.1.1)

serialize値の保存可能な表現を生成する

説明

string serialize ( mixed $value )

値の保存可能な表現を生成します。

型や構造を失わずに PHP の値を保存または渡す際に有用です。

シリアル化された文字列を PHP の値に戻すには、 unserialize() を使用してください。

パラメータ

value

シリアル化する値。 serialize() は、resource 以外の全ての型を処理します。自分自身への参照を含む配列を serialize() することも可能です。 serialize() している配列/オブジェクト内の 循環参照も保存されます。その他の参照は失われます。

PHP は、シリアル化の前にまずメンバ関数 __sleep のコールを試みます。ここで、シリアル化の前のオブジェクトの後始末処理 などを行います。同様に、unserialize() で オブジェクトを復元した際にはメンバ関数 __wakeup がコールされます。

返り値

value の保存可能なバイトストリーム表現を含む文字列を返します。

例1 serialize() の例

<?php
// $session_data はカレントユーザーのセッション情報を含む多次元配列を
// 保持しています。リクエストの最後にこれをデータベースに保存するために
// serialize() を使用します。

$conn odbc_connect("webdb""php""chicken");
$stmt odbc_prepare($conn,
      
"UPDATE sessions SET data = ? WHERE id = ?");
$sqldata = array (serialize($session_data), $_SERVER['PHP_AUTH_USER']);
if (!
odbc_execute($stmt, &$sqldata)) {
    
$stmt odbc_prepare($conn,
     
"INSERT INTO sessions (id, data) VALUES(?, ?)");
    if (!
odbc_execute($stmt, &$sqldata)) {
        
/* 何か問題があったようです.. */
    
}
}
?>

変更履歴

バージョン 説明
4.0.7 オブジェクトのシリアル化処理の問題が修正されました。
4.0.0 オブジェクトをシリアル化しても、メソッドが失われなくなりました。 詳細は オブジェクトのシリアル化 を参照ください。

注意

注意: PHP の組み込みオブジェクトをシリアル化することはできません。